不妊治療について、まるごと解説!

「不妊治療」とは、子供を望みながらもなかなか妊娠に結びつかない、いわゆる「不妊症」に悩む方々への治療・対策法

様々な検査で不妊の原因を調べ、適切な方法で妊娠しやすい状態をつくり、必要な治療をし、出産につなげていきます。

不妊の一般的な定義は、「子供を望み、平均的な性生活をしているにもかかわらず、1年間で妊娠しない人、または夫婦(カップル)」とされています。

でも、結婚前は避妊をしているケースがほとんどなので、結婚してから「不妊体質」であることに気が付く人も少なくありません。

実のところ、独身の頃から不妊(不妊予備軍)は存在するもの。もしかしたら、あなたも潜在的な不妊症かもしれません。以下、簡単なチャートで、不妊度チェックをしてみましょう。

右の「あなた(女性)の年齢は?」から始めてみてください。

私ってもしかして不妊?簡易チェック!

不妊簡易チャート

年齢が37歳以上の方は、すぐにでも不妊治療を始めることをおすすめ。検査をして不妊の原因をつきとめ、ご自分にあった治療法で妊娠を叶えましょう。

35~36歳の方は、まずは産婦人科でアドバイスを受け、気になることは検査を。そして、これは年齢に関係なく、皆さんにおすすめしたいこと!ぜひ「妊娠しやすくなる対策法」を実践しましょう。

妊娠しやすくなるには?おすすめ対策法

妊娠しやすい体をつくるためには、日頃から気をつけたいこと、実践すべきことがいくつかあります。

体を冷やさないような食事・服装を心がけ、タバコ・過度な飲酒・不規則な生活習慣を見直し、さらにチャートにもありましたが、セックスの回数を増やすことも必要です。

それに加え、漢方やアロマセラピーなどでメンタル面をケアしたり、話題の水素風呂を試すのもおすすめ!

水素風呂は、体を温めるだけでなく、不妊の原因でもある「卵子の老化」を防ぐ効果があるといわれています。

食生活の改善 生活習慣の改善 【知ってた?水素風呂】
水素で妊娠しやすい体に?
その効果とは
性生活の見直し 漢方・アロマ

治療が必要?その前に知っておきたいこと

年齢的にも身体的にも「不妊治療」が必要かな…?と感じる方は、不妊症の詳細や、そもそもの妊娠のしくみ、それにともなう基礎体温のチェックなど、まず基本的な知識を身につけましょう。

そして、妊娠しにくくなっている人にはどういう理由があるのか、詳しくチェックしてみましょう。

まずはクリニックで検査を受けよう

自分の現状を理解したら、次はいよいよ検査。「不妊治療」の検査ときくと、なんだか怖いイメージや不安があると思いますが、痛い思いをすることもさほどなく、初診だと、検査自体は15分程度で終わるそうです。

女性の初診は、問診や内診、血液検査・超音波検査などの簡単なもの。男性の初診は、問診と精液検査。夫婦そろって受診すれば、医師は双方の話を聞くことができて効率がよく、その日に精液検査ができるので、治療も早く開始することが可能です。

その結果をふまえ、その後は女性の月経周期に合わせて必要な検査が行われます。

検査の詳細や、病院の選び方について以下で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

CHECK!病院の選び方
女性の初診 男性の初診&精液検査
【排卵】
血液・ホルモン検査
【子宮】
超音波・子宮鏡検査
【卵管】
子宮卵管造影
クラミジア・通水検査
【精子】
フーナーテスト
抗精子抗体検査

不妊治療のステップとその費用

不妊検査の後は、いよいよ治療に入ります。検査の結果にもよりますが、一般的には、確実な排卵日を予測して、指示された日にセックスをおこなう「タイミング法(タイミング療法)」からトライします。

タイミング法を3~6回おこなっても妊娠しなければ、次は「人工授精(AIH)」を試します。精子を採取して、子宮の奥深くに注入する方法です。

人工授精を半年ほど続けても妊娠しない場合は、腹腔鏡検査などを経て、「体外受精(IVF)」「顕微授精(ICSI)」に進みます。

体外受精と顕微授精の違いなど、以下に記載していますので、ぜひご覧ください。

タイミング法

排卵日を予測し、当日や前日など、医師が指示した日にセックスをおこなう方法。

普段から基礎体温を測っておくことが大事です。

確実な排卵日を割り出すため、超音波検査で卵胞の大きさをチェックします。

タイミング法を1~3回おこなっても効果がない場合は、「排卵誘発剤」を使用することも。

人工授精

女性の排卵日に男性の精子を採取し、病院で洗浄・濃縮したものを子宮に注入する方法。

「カテーテル」という、やわらかい樹脂でできた注射器具を使い、子宮の奥深くまで精子を送り込むため、通常のセックスより、精子と卵子が出会う確率が高くなります。

注入時の痛みもほとんどなく、5~10分ほど安静にした後はすぐに帰宅できます。

体外受精

女性の卵巣から採取した卵子と、男性の精子を体外で受精させ、受精卵を培養してから子宮内へ戻す方法。

受精時は、卵子を入れたシャーレに、洗浄した精子を振りかけて、自然に受精するのを待ちます。

顕微授精

流れはほぼ体外受精と同じですが、受精法が違うのが顕微(けんび)受精。

顕微鏡を見ながら、1つだけ精子を選び、それを針で卵子に注入します。

精子の数がとても少ない場合はこちらの方法が多いそう。

不妊治療にかかる費用

不妊治療を始める前の様々な検査等は、保険適用がほとんどですが、その後は基本的に自費診療。

タイミング法や人工授精は、1回数千円~3万円程度、体外受精、顕微授精になると1回30万円~60万円かかります。

不妊治療で使われる薬剤

排卵をうながす「排卵誘発剤」、子宮内膜を整える「卵胞ホルモン剤」、着床率を上げる「黄体ホルモン剤」など、

ほとんどが、体を妊娠しやすい状態に整えるはたらきがあるお薬です。

不妊治療・先輩たちの体験談

最後に、不妊治療を体験した皆さんの声を紹介します。それぞれの治療法の成功体験や、辛かったことなど、リアルな声をご覧ください。

不妊治療は、人によってさまざま。年齢はもちろん、生活習慣や体質、パートナーによっても変わってきますよね。

最初はとにかく、自分がどんな状態にいるかを把握すること。そこから、何が必要かを見極めていきましょう。

すぐに治療が必要じゃなくても、普段から妊娠しやすい体づくりを心がけ、できることから実践するといいですよ。

※このサイトは個人が調べてまとめたものです。最新の情報は、医療機関や行政・企業の公式ホームページ等をご確認ください。

不妊治療の前に
知っておきたい基礎知識

妊娠しやすくなるには?
おすすめ対策法

不妊治療の第一歩!
病院で検査

不妊治療のステップ

タイミング法

人工授精

体外受精

顕微授精

その他高度医療

不妊治療にかかる費用

不妊治療で使われる薬剤

不妊の原因

不妊治療・先輩たちの
体験談